犬も人間と同じように栄養のある食事をすることはとても大事です。

現在は様々な種類のドッグフードが販売されており、安いものから高いものまであります。

しかし、数あるドッグフードの中には、犬にとって危険な添加物や原料が含まれている場合もあるので注意しなければなりません。

犬にとって危険な添加物や原料とはどのようなものがあるのでしょうか?

ドッグフードの添加物や原料の表示はすべて明記されているわけではない

現在、ペットフードには安全基準や規制が設けられておらず、原料の表示義務もありません。

メーカー各社の自己判断により、原料の80%を表示すればいいとされているので、すべてを把握することが難しくなっています。

犬が有害なものを摂取することを避けるためにも、危険な成分や表示は避けてドッグフードを選びましょう。

ドッグフードに含まれる添加物の意味とは

ドッグフードに含まれる添加物は主に、低コスト化、長期保存、油脂類の劣化や酸化を防止するためなどの目的を達するために配合されています。

添加物には、化学合成物質のものと天然由来のものがあります。

注意が必要なのは化学合成物質のもので、発がん性や生殖異常などを引き起こす、毒性が高いものがあります。

また、添加物の中にはドッグフードの色をよくしたり、甘みを加えたりなど犬に対してはあまり意味のないものも含まれています。

これらは犬よりは飼い主に向けてのアピールであり、品質が悪いことをごまかすために配合されている場合が多いです。

酸化防止剤の中には危険なものが含まれる場合がある

酸化防止剤は、品質を保つために場合によっては必要です。

しかし、ドッグフードに配合されている可能性がある、危険な酸化防止剤も存在します。

エトキシキンは、人体への有害性があり日本では人間用の食品への配合や農薬としても使用が禁止されています。

しかし安価で防腐力が高いので、海外のドッグフードには含まれている可能性があるので注意が必要です。

BHAは、ガソリン用の酸化防止剤です。食品添加物としても使用されていますが、1㎏中1g以下の使用制限が定められています。

発がん性が高く、肝臓障害を起こす可能性があります。

BHTは、石油の抗酸化剤として開発されました。プラスチックの安定剤としても使用されています。現在、日本では一部の食品で使用されていますが、皮膚炎やアレルギーを引き起こす可能性があり、発がん性も高い添加物です。

着色料は意味がない上に危険性が高いものがある

本来、犬は色を識別できないので、着色料を添加することに意味はありません。

これは飼い主への見た目をよくするために配合している場合が多いです。中でも以下のものは危険性が高いです。

亜硝酸ナトリウムは、食品の発色をよくするために使用されます。肉の赤みを保ち、見た目をよくする働きがあります。

しかし多量に摂取すると、嘔吐・下痢・チアノーゼなどの中毒症状を引き起こします。また、肉や魚に含まれるアミンと反応して、発がん性の高い物質を作り出します。

着色剤として、赤色2~3号・40号・102~104号、緑色3号などが使用されている色鮮やかなドッグフードは注意が必要です。

これらは石油から作られており、発がん性のあるアレルギーや遺伝毒性、染色体異常が確認されている物質です。

添加物だけじゃない!原料にも注意が必要

原料の表示にも注意が必要です。

原料の表示で、肉類・副産物・ミール・パウダーなどと表記されている場合は、粗悪なものが含まれている可能性が高いです。

肉類は、死んで傷んだ状態で加工された動物の肉や、障害・病気を持つ動物の肉が含まれている場合があります。

副産物は食肉以外の部分をいい、鶏肉ならくちばしやトサカ、場合によっては毛皮や糞尿なども含みます。

これらを粉末状にしたものをミールやパウダーと呼び、いずれにしてもいい原料とはいえません。

動物性脂肪の表示は動物の油を含むことを表していますが、何の油を使用しているかがはっきりしません。

しかも動物性の油は劣化しやすいため、それを防ぐために保存料を多く使用している可能性があります。

さらに主原料として穀類を表記している場合は、犬の食事の栄養バランスが悪くなります。主原料は肉が70%を超えない程度含むものが望ましいです。

ドッグフードを選ぶときは表示をよく確認しよう

寝むそうな犬

ドッグフードの原料の表示は、多く含むものから表記されているので、3つ目までが主原料と考える場合が多いです。

犬の主な栄養源である、肉が主原料となっているものを選ぶようにしましょう。

しかし、70%を超える場合は高カロリーにより、肥満になる可能性があるので、70%を超えないものを選びます。

また、着色料や香料などは無添加のもので、保存料は天然由来のものを選ぶといいでしょう。

トコフェノールやビタミンEと表記している場合は、天然由来の酸化防止剤なので、防止剤としての効果は低いですが、体への負担が少なくて安心です。

ドッグフードには規制がないため、何を含むかをすべて把握することは中々難しいですが、安いドッグフードは低コストを実現するために、添加物を多く含む可能性があります。

表示をよく確認し、値段もよく考えていいドッグフードを選ぶようにしましょう。